一年中五月病

目に見えたものを言葉に

岡崎体育のCDを買いたい という話。

先週リリースされた岡崎体育のCDアルバム「XXL」が買いたい。

と、しばらく言い続けているのだがなかなか買いに行けないでいる。

 

という話をしたら、「ダウンロードしたから聞けるよ」と言われた。

 

は?

 

ダウンロードしたから聞ける?

 

「それって無料ダウンロードというか…いわゆる…あれだよね?」

落ち着いて聞き返す。

「うん。聞く?」

 

違うんだ。聞きたいとか聞きたくないとかそういう話をしてるんじゃないんだ。

 

「今はいいや。っていうかCD買わないの?」

「別にいいかな。聞けるし。」

 

「あのさ、私は、岡崎体育にお金が払いたいんだよ。」

 

思ったより大きい声が出た。

今度は逆に相手が「は?」って顔をする。

ふぅん。と、小さく言われて会話は終わった。

こいつ、何にも分かってねぇ。

 

”面白い” ”良い” ”すごい” ”好き”

そういう感情が沸いたときに、お金を払いたいという気持ちに直結しないのか。

それとも、その程度の気持ちなのか。

タダで聞けてラッキーとでも思ってるのか。

 

 

いろいろ言いかけて、やめた。

ただ、こいつがミュージシャンになっても絶対CDは買わないと心に決めた。

ならないだろうけど。

 

そんなあたりで、いつか私も名指しで「お金を払いたい」と言ってもらえる仕事ができたらいいなぁと思った。

今日こそCDショップに足を運ぶぞ。

 

推しがこの世に存在した という話。

書こう書こうと思っているうちに随分と経ってしまったが、

4月5日に「社長がラジオで言ったから有言実行!ボイメン47都道府県ツアー」

宮城公演へ行ってきた。

 

一言で言うと「アイドルを浴びてきた」

 

入場待機列からそわそわが止まらない。

行き慣れたはずの仙台darwin...こんな感じだった...?

客層は若い女の子が中心。"一番可愛い私"を準備してきた感がすごい。

デートに行くときよりキメてるんじゃない?みたいな。

darwinは暑いからな~とか考えて着るものをチョイスした私、完敗。

 ゆっくり息をしながら会場のセンター真ん中あたりにそっと立つ。

やばい。もうすぐ始まっちゃうじゃん...?

 

呼吸を整えるためにサイリウムの色を一通り確認。

「これって金?黄色?」なんて声がちらほら聞こえる。

意外と余裕あるぞ私。

それにしても推しの色を振るタイプのやつは初めてだわ。

っていうかこんな本格的なサイリウム初めてだわ。

と、メンバーによる前説。

ファ―――――――――――

前言撤回。余裕なんてなかった。

始まっちゃうよ?あと数分で推しが拝めるよ?

待って。無理。やばい。

のループ。そして、開演。

黄色い歓声が響き渡る。

 

やばい。しんどい。格好良い。

(語彙力どこいった?)

アイドルのライブだ。

(当たり前だよ。)

あぁ...あぁぁぁ...嗚呼...

(カオナシかよ。)

眩しい。眩しすぎる。

 

涙が止まらなかった。

会場中の熱気が、全国ツアーでは飛ばされがちな仙台に来てくれた嬉しさが、

今この瞬間ここにいられる喜びが、推しの尊さが、溢れて止まらなかった。

正直この辺からあまり記憶がない。

推しの姿を精一杯目に焼き付けなければ。

それだけだった。

とにかくキラキラで超格好良かった。

 

あっという間にアンコールまで終わってしまった。

ほんとに2時間あった?まだ10分くらいじゃない?みたいな。

そんな余韻に浸る間もなく2ショ会の列が作られていく。

そしてメンバーの再登場。

 

前もってHPで注意事項を確認したところ、かなり細かく取り決めがあったので

「アイドルってこんな感じなのか~まぁ、秒で流される感じだろうな...」

と思っていた私。

甘かった。

前の方の人を観察してると、写真の前後に軽くメンバーと喋ってる......

ま、まじか。

何を言えばいいんだ...

2時間ですっかり退化した脳みそをフル回転させる。

仙台に来てくれてありがとう?

今日のライブの感想?

とにかく好きだってことを言う?

ありったけの想いを言葉にしようとした。

が、

ついに推しと対面。ハイタッチからの撮影。

もう限界だった。格好良すぎる。

ついに出た言葉は「ほ、本物だ...」

いや、センスなさすぎかよ。

もっということあっただろ私。

さっきあんなにいろいろ考えただろ。

しかし

「本物やで~」

とゆーちゃむは笑ってくれた。

 

ああああぁぁぁぁ

天使か。優しすぎか。

格好良すぎる。さすがアイドルだ。

 

手から金を出すカオナシの気持ち、超分かる。

暴走するカオナシの気持ち、分かりすぎる。

 

それから、たぶん私は仮面ライダー鎧武のときから好きだとか、

仙台に来てくれて嬉しいとか、

ずんだシェイクはおススメだとか、

そんなことを伝えたような気がする。

 

ほんの短い時間ではあったけれど

眩い笑顔が自分だけに向けられたという事実、

プライスレス。

 

名古屋に住めたらいいのに、と思った時期もあったけど、

きっと心が持たないような気がする。

本当にゆーちゃむは存在して、とっても素敵なアイドルだった。

それは私がこれから生きていくには充分すぎる事実だし、

最高のひとときだった。

同じ次元に生きているのだからもしかしたらまた会いに行けるかもしれない。

 

20年生きてきた中で、一番アイドルを浴びた日の話でした。