今日も1位の占いだけ信じて生きてく

女子大生が目に見えたものを言葉にしていく。

10kg痩せてもドラマは訪れない

今週のお題「2018年上半期」という文字を見て、ぼんやりと好きなことにお金と時間を費やして、お酒を飲んでいたらあっという間に2018上半期が終わってしまったことを改めて実感した。どんどん人生が加速している気がする。

さて、この半年で唯一得られたものと言えば10kg軽い身体である。

もともと標準体重ジャストではあったが、のほほんと生きていたら3年前に買ったスーツが入らなくなってしまったのが事の発端。

「これはまずい…!」

とりあえずTwitterでダイエット情報を読み漁り、書店でダイエット本を片っ端から捲った。

動いて痩せるのがやはり一番良さそうなのは分かったが、日常の運動量がほぼゼロで急に運動を始めるのは難しい。となると摂取カロリーが消費カロリーを上回らないようにするのが一番の近道らしい。

ということで、朝食はヨーグルト(とできれば果物)、昼食は好きなものを、夕食はご飯を食べずに野菜を中心に、お菓子とお酒は出来るだけ取らない食生活を始めた。何事も張り切ると長続きしない性格なので、レコーディングやらアプリを使った管理やら一切せず、計測はアナログ体重計と目視のみとした。「出来るだけ」という言葉を大切に、つらいことがあった日はお酒を飲み、旅行に行けばサービスエリアごとにソフトクリームを食べ、スタバの新作も堂々と飲んだ。

約1か月で2kgほど体重が減り、自信が湧いて来たところで軽い筋トレも導入した。

基本は腹筋、スクワット、足パカ。それにTwitterYouTubeで見たエクササイズを色々と試した。これも食生活と同じく、毎日決まったメニューを決まった回数こなそうとすると続かないので、出来るときに・やりたいことを・出来る回数だけ。

3月。体重はさらに3kgほど減り、だいぶ心が軽くなってきたところに停滞期がやってきた。

すかさず「停滞期 理由」「停滞期 対処法」でググる。真偽のほどは分からないが、一説によると軽くなった体重に身体が慣れるための期間であるという解釈があるらしい。なるほど。新しい私にアップデート中なわけだ。しかし、モチベーションが下がるのは困る。と思っていたところに、推しの俳優が主演を務める舞台のお知らせが流れてきた。

これしかない。

迷わずチケットを取り、参戦服を買いに行った。もう少し痩せたらすんなり着られるサイズで、公演日に着ていきたいとっておきの一着を選んだ。チケットを発券し、推しの写真を待ち受けにする。これが抜群の効果を果たし、4月末日の公演日までにさらに2kgの減量に成功。参戦服に軽やかに袖を通すことができた。

そこから2か月、気付けば年始めから10kgも身体が軽くなった。パツパツだったスーツはゆるゆるになってしまい、スカートが腰でくるくる回るようになってしまった。クローゼットの隅に追いやられていたブラウスはスタメンに復帰し、ジーンズはほとんど買い替えになった。

2018年上半期は圧倒的な自信と、好きな服をすんなりと着られる体型を手に入れた半年だった。下半期を振り返るエントリが「絶賛10kg増量サービス中」にならないといいなぁ。

5ステップでファンレターを書く

 

先日、「舞台 三國無双 官渡の戦い」を観劇してきました。

笑いあり涙ありの漢たちの物語が、まるでゲームの世界からそのまま飛び出してきたような3時間でした。この感想はまたの機会に書くことにして、今回はファンレターに関するエントリです。

 

観劇後、推しの俳優さんがあまりにも素敵だったので久しぶりにファンレターを書くことに。歌手やアイドル、俳優さんなどあちこちの沼に片足を突っ込んでいるので、ときどきファンレターを書くことがあるのですが、久しぶりだったので深夜のマクドナルドで頭を抱えました。

そこで、備忘録を兼ねて私なりのファンレターの書き方やコツをまとめておこうと思います。

 

 

①感想は鮮度が命

「素敵」「最高」「尊い」そう思ったシーンや台詞はすぐに書き留める。どんなに良かったシーンもすぐに記録しないとディティールが曖昧になるので、出来る限り速くメモ帳やTwitterの下書きに「何が」「どう」良かったのかを書いて、推しの輝きを反芻します。推しを目にした後は語彙力がゼロになりますが、気にしません。「○○のシーンの手の動きがヤバい」「『△△』って台詞のところが最高」くらい書ければ上出来。

 

②いきなり便箋に向かわない

思い返せば思い返すほど推しの良さはどんどん溢れてきます。止まりません。なので、いきなり便箋に書こうとするとまとまりません。まずはルーズリーフやwordで書きたいことを箇条書きにしてから、大まかに組み立てていきます。今回は急に書こうと思ったので手元に紙が無く、マックの紙ナプキンに書きました。意外と書けるものです。

この辺りで少し心が落ち着いてくるので、推しの尊さを表すのにふさわしい言葉を一生懸命選びます。全体の構成は、書き出しの挨拶→作品の簡潔な感想→推しの素敵だったところ→締めの挨拶とすることが多いです。

 

③便箋と封筒を準備する

レターセットは前もって買っておくと書きたいときにすぐ書けます。今回はどうしてもすぐに書きたくて、急いで買いにいきました。本当はもっとよく選んで切手にもこだわりたかった…。

推しの担当カラーに合わせたもの、好きなモチーフが入っているもの、季節のデザイン…相手のことを考えて選ぶと楽しいです。悩みすぎて、自分がもらって嬉しいかどうかを基準に決めることも。どうやら推しに覚えてもらうために毎回同じ封筒と便箋で出すという人もいるようです。それも面白い。

 

④想いを綴る

いざ、下書きと便箋を行ったり来たりしながら、想いの丈をできるだけそのままに、わずかな語彙力を総動員して、気持ち悪くならないように綴ります。

決まりやマニュアルはありませんが、好きな相手に届けるものなので最低限のマナーとして、読みやすい様に暗色のペンで、丁寧な字で書くようにしています。

手紙は書き出しで悩むことが多いと聞きますが、きちんと挨拶ができていればそれでいいのではないでしょうか。ライトなファンレターのときは「お元気ですか?」で始めますし、観劇後なら「○月○日の『公演名』の感想をお伝えしたく、お手紙を書きました。」とかがナチュラルかと。”なぜ”ファンレターを書こうと思ったのかを伝えるとしっくりくる。

作品全体への感想から始めて一通りの細かな推しへの想いを綴っていくと、気持ちがヒートアップしてポエミーになっていくので、慎重に締めに向かいます。私は本書きを始めるとペンが暴走するタイプなので、一生懸命下書きをしても仕上がりは1.5倍くらいのボリュームになります。どうやったら上手くポエムゾーンを切り抜けられるのか

「次の公演を楽しみにしています」「お体に気を付けて頑張ってください」のようなフレーズで締めて、2枚程度に納めます。あまり長くなっても読みにくいかなと。

 

⑤想いは熱いうちに

書き終えたら誤字脱字が無いよう何度か読み返し、決意が鈍らないうちに封筒に入れて糊付けをします。これが一番大事。時間の経過と共によく分からなくなって、「この言い回しで合ってるかな…」「こんなこと書いていいのかな…」「ファンレターなんて書いたって…」とだんだん不安が込み上げてくるタイプなので、チェックし次第すぐに投函の準備をします。

直接渡すことができる場合は名前を、事務所宛てに送るときや、劇場などのプレゼントボックスに入れるときには住所と氏名を書くようにしています。素性の分からない手紙は嫌かな、という勝手な想像からですが。

 

「感動した」「好き」「また見に行きたい」そういう気持ちが少しでも伝わったらいいな、それが何らかの形で推しの今後の仕事に繋がったらいいな、という気持ちで私はファンレターを書いています。推しが尊いと感じたら、ペンをとってみるのも良いかもしれません。

ソーダ割専用の日本酒「サマーゴッデス」が本気でうまい

 

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福井から、夏の女神が降臨した。

 

www.e-aidem.com

1月末、ジモコロにこんな記事が。

ソーダ割専用の日本酒…?日本酒ってソーダで割っていいの?

っていうか世界初ってすごくない?

柿次郎さんの軽快な語り口で紹介されている日本酒、「サマーゴッデス」があまりにも美味しそうなので、記事を読み終えた勢いで注文してしまった。

遠い福井県のお酒がこんなにあっさり手に入るなんて。なんと素晴らしい世界だろう。

 

そして冒頭の写真が、我が家にやってきた夏の女神こと、

炭酸割専用純米吟醸「SUMMER GODDESS」である。

 

さっそく炭酸で割って飲んでみる。

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結論から言うと、「日本酒って気になる…でもハードル高いかな…」って女子!

全員買った方がいい!

 

口当たりが軽く、日本酒らしさはありつつも、甘みがあって爽やかに駆け抜けていく。しかも、日本酒によくある「今、喉のここを通ってます!」という主張がない。

スパークリング日本酒より更に飲みやすく、普段飲んでいる焼酎よりもお酒っぽさがあり、グラスを傾ける手が止まらない。

ボンキュッボーンな夏の女神というよりは、夏休みに親の実家で会った、大人っぽいけれども同じテンションでゲームとかしてくれる、ポニーテールが似合っている良い匂いのする親戚の大学生のお姉さんくらいの夏の女神という感じ。夏だけと言わずに、秋も冬も春も会いたくなっちゃう。

日本酒というとすぐに酔うようなイメージがあったが、サマーゴッデスはすっきりと楽しめる。

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 ラベルには美味しいアレンジレシピも。近々試してみよう。

 

今年の買ってよかったものランキングにさっそくエントリーした、QOL爆上がりの逸品炭酸割専用純米吟醸「SUMMER GODDESS」

ご購入はこちらから→http://www.manaturu.com/

 

 

 

 

「牙狼<GARO> -神ノ牙 覚醒-」観てきました

銀岩塩vol.2 LIVE ENTERTAINMENT『牙狼GARO> -神ノ牙 覚醒-』11月30日ソワレを観劇してきました。

 

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GOLD STORMからすっかりジンガ贔屓になってしまったので、観てきました。

牙狼といえば"CGが売り"と言っても過言ではない作品。もちろん、イベントなどで所謂ショーのような魅せ方をしてきたことは知っていましたが、正直なところ舞台でどこまで牙狼の世界観を表現できるのだろう…と思っていました。

ビゼラー役 伊藤教人さん、ドウマン役 南誉士広さんによる前説でひとしきり笑ったのちにいよいよ幕が上がる。

今、ここ、間違いなく魔界

ジンガがいる。鳥肌ブワーーーーっっっ。

この1公演しか見られないことを心から悔やんだ。

とんでもなく格好良い。足、長すぎ。会場ド真ん中の席の私、速攻knock out

そして、OP。「EMERGE~漆黒の翼~」が流れ出す。

……オープニング!?

舞台上の役者さんの動きに合わせて、上から吊るされた幕に役者さんの名前と役名が表示される。

舞台観劇はあまりしたことがないけれど、おそらくなかなか無い演出。

しかし、牙狼らしさが発揮されていてここから始まる物語への期待を高めるには十分すぎる格好良さだった。

物語は魔界と人間界を繋ぎながら進み、牙狼らしい「魔戒騎士と人間と正義」が描かれていく。そして、魔戒騎士彪旺牙。斧ということは…?と思っていたらやはり秋月ダイゴの弟子。あのダイゴから教えを受け継いだ男が立派な護りし者になっていたわけだ~とダイゴさんも好きな私、感動。ときどき不意に過去シリーズのことを思い返しちゃうシーンがあって、牙狼シリーズへのリスペクトが感じられました。

黄金騎士ガロとジンガホラー体が戦うシーンも圧巻。黄金騎士が眩しすぎる。蒼天騎士彪旺牙も格好良いですが、やはり黄金騎士はオーラが違う…きらきら……

続く「劇場版 神ノ牙」にジンガとアミリが出てくることは知らされているので、話の展開が読めないところもこの作品の魅力。ジンガの物語が動き出してはいるんだけれど、コオキたち魔戒騎士側の人物、御堂寺たち人間、そしてホラー。この3者によって、"神ノ牙の覚醒"そして、ジンガが"誰よりも純粋に邪悪"であるということが描かれている。

ジンガがコオキを貫いたシーンは「やっぱりかぁぁぁぁぁ」と思いました。えぇ。この男を封印できるのはやっぱり黄金騎士だけですよね。中盤までは実はリキョウ様が裏切者なんじゃ…とか、キチヤが怪しいかも…とか色々考えてたんですけど、やっぱり悪なのはジンガだけなんだな、と。とてもすっきりしたラストシーンでした。「劇場版 神ノ牙」ではコオキ、那月、御堂寺の魂も感じてくれ、流牙。

兄弟子セイジに続き弟子のコオキまで殺されたダイゴさんはどうなってしまうんだろうか、とか気になるところも沸いてきちゃったので是非スピンオフしてほしい。

月よりも美しい俺の月

観劇中一番心がぎゅーんと持っていかれたシーンは、月を眺めていたジンガがアシュラに「月よりも美しい俺の月…アミリ…」って呼びかけるところ。アシュラが青い布を纏ってアミリになる動きが蝶の羽化のようで本当に素敵でした。(doNcHYさんの動きは最初から最後まで魔法のようでしたね。)ジンガの表情がそこまでとは違って声色も気持ち柔らかいのが堪らないです。この夫婦は永遠に二人で幸せになってほしい。そう思えるのはどこまでも真っ直ぐだからでしょう。

そんな月よりも美しいアミリも凄かった。美脚をついに拝める日が来たか…!と固唾を吞みました。個人的に牙狼史上最も妖艶で美しいアミリ。那月とのキャットファイトもとても良かったです。魔境や魔導筆などの小道具がGOLD STORMで使用されたものというのもファンにはたまらないポイント。

終演

終始口が開いたまま、鳥肌が収まる気配もなくダブルカーテンコールが終わり、私の「神ノ牙-覚醒-」は終わってしまった。

アフタートークでは裏話が飛び出したり、キャストさんの牙狼への想いを聞くことができました。(それにしても松野井さんの脚が美しかった…)

「舞台でどこまで牙狼の世界観を表現できるのだろう…」なんて不安はどこにもなく、牙狼を愛する気持ちが不可能と言われた舞台化を実現させたんだな、と。たぶんこの日の私は、7年前にたまたま点けた深夜のテレビで、ビルの壁面を駆け上がりながら刃を交える牙狼と絶狼を見た瞬間と同じ顔をしていたような気がします。

 

2018年1月6日「牙狼GARO>-神ノ牙-」公開。

その話はまた。

 

 

履歴書に「趣味」の欄って必要ですか?

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これから履歴書を山ほど書くシーズンが(たぶん)やってくる。ところで、「趣味」の欄って何を書いたらいいんでしょう……

っていうか、その情報いります?お見合いじゃあるまいし。

同じ趣味だったら「お!趣味一緒じゃん!今度飲みに行く?」ってなります?「この趣味の人に悪い奴はいないから採用!!」ってなります?ならねえよ。

 

【趣味】 仕事・職業としてでなく、個人が楽しみとしてしている事柄。(デジタル大辞泉より)

うん。そう、そうだよ。個人の楽しみだから。内緒。

 

「履歴書 趣味」で検索して出てきた「履歴書の趣味の欄の書き方」みたいなサイトを見てみると、「趣味に関するエピソードからあなたの仕事上の適性などを見ています」「社風や職場環境にふさわしいか判断をしていきます」「あなたの人となりを知る大事な手がかりです」……ほっといてくれ。

「趣味:定時退社」って書いたら500%定時で帰らせてくれるとかならそう書きますけど。

そもそも趣味なんかで人となりが分かると思ってるの?個人の時間と社会に出ている時間は別人格みたいなものじゃない?もういい大人なんだから。

適当に人事受けがよさそうなことを書いて、後からつじつまが合わなくなったりしません?

さらに言うと 正解/不正解 がある雰囲気なのが理解できない。

「読書、映画鑑賞などは良いですが、アニメなどは控えた方が良いでしょう。」

って何事?

人様の個人の楽しみを穿り返しておいて何言ってんの?

そういうこと言っちゃう奴はさぞ高尚な趣味をお持ちなのでしょうね。

あと「趣味」=詳しい、触れてる頻度が高い、凄い腕前 みたいな風潮もどうにかなりません?

そんな腕前だったらそっちの道を仕事にしてるわ。

 

「趣味」の欄、廃止しましょう。もっと他に有意義な質問あるでしょう。

 

そうあいつはオムライス

チキンライスを卵で包んだ料理、オムライス。

日本生まれでありながら洋食の代表格、オムライス。

朝ごはんでも昼ごはんでも夜ごはんでも美味しいオムライス。

お子様ランチだと旗が立っている、オムライス。

みんな大好き、オムライス。

 

オムライス、中でも家で食べるオムライスが大好きだ。

母親が作るごく普通のオムライス。

どこにでも売っている普通のケチャップと、余りもののご飯で出来ているチキンライス。

具は冷蔵庫次第。スタメンは人参、玉ねぎ、ピーマン、コーン、肉、チーズ。

玉子でチキンライスを包む瞬間の母親は職人の目をしている。

「上手く包めた!」とか「破れちゃった~」とか感想付きで食卓に出てくる。

黄色い玉子に真っ赤なケチャップで名前かワンフレーズ。ときにはニッコリマーク。

ありふれたオムライス。

 オムライスを食べはじめるときにやってくるのが「オムライス、端から食べるか?真ん中から食べるか?」問題。 

端に寄った玉子部分に少量のごはんから食べるか、真ん中にスプーンを入れるか、更に言えば一口目はケチャップの付いたところか付いていないところかも重要だ。

そこからどう食べ進めていくかに人間性が如実に表れる。オムライス占いとかできる。(んじゃないかな~と勝手に思ってる。根拠はない。)

そんな中で未だに分からないのは、オムライスに合わせるべきおかず。

主食とおかずが一体化したオムライスに合わせるおかずは何が正解なのだろう。おかずはいらないのだろうか。オムライスはどこまで食べ進めてもケチャップ味。それがオムライスの持ち味だけれど、一食すべてケチャップ味というのもどうなのだろう…。やはりおかずはあった方が良い気がする。しかし、何を合わせればいいのだろうか。そして今日もおかずは決まらず、オムライスの端の玉子を箸休め代わりにするのだ。

 

外食をするときに「オムライスは食べない」と何度決意したことだろう。

半熟とろとろ卵も、バターライスも、ドミグラスソースも母親のオムライスに敵わないのは分かっている。

どこのオムライスを食べても、「うちのオムライスが一番だな」と思ってしまう。

そう分かっているのに、洋食屋や専門店でオムライスを注文し、「我が家のオムライスを超えられない…」とちょっとだけ後悔する。

 

すっかり前置きが長くなった。「オムライス」という単語がもう20回も出てきた。

なぜ、こんなにオムライスの話をしたかというと、ついに胸を張ってオムライスを頼める日がやってきたからだ。

上野駅エキュート内の「洋食や 三代目たいめいけん」である。

かの有名な老舗、日本橋の洋食たいめいけんの姉妹店で、本店より手ごろな価格で洋食が食べられる。しかも上野駅から出ずに食べられる。

 メニューを開くと、ハンバーグ、コロッケ、カレー、ポークソテー、エビフライ、ハヤシライス、クリームコロッケ……ご飯に合うのに"洋食"って面白いよなぁなどと考えているとオーダーを取りに店員さんがやってくる。

たいめいけんランチひとつ。」

頼んでしまった…!

 

運ばれてきたのはランチサイズのオムライスに、サラダとボルシチ。 

「う、う、うまい……!」

 

外で食べるオムライスにふさわしい。

しっかりチキンライスを包みながらもふわふわの玉子。

何個使ったらこんな風になるんだろう…

チキンライスもしっかり味がついていながらもしつこくない。

ケチャップ味でありながらマイルドで、ご飯なのにしっかり'洋'の味。

一気に半分ほど食べ進めたところでサラダを一口。

これだ……!

さわやかで、ケチャップ味の口の中が一回落ち着く。オムライスに合わせるおかずはサラダでよかったのだ。

ここでボルシチを一口。もしかしたら人生初ボルシチかもしれない。うんまーーーー。

 

ついに1500字を超えてしまったのでそろそろ閉めよう。

チキンライスを玉子で包んだ魅惑の洋食。

そう、あいつはオムライス。

万引き犯に逃げられた

日曜日の20:30、バイト先のコンビニで万引き犯に逃げられた。

”逃げられた”というよりは”捕まえられなかった”の方が正しいかもしれない。

要は、「怪しい」と思った人間に声を掛けられず、防犯カメラを確認したところ黒だった。という話。

 

犯人はすぐ近くの中学校の生徒。

夕方に一度、友人と思しき少年と二人で来店し、お菓子のコーナーなどを見て何も買わずに出て行った。

うちの店では一日に何度も来店する客や何も買わずに出ていく客は珍しくないので、雨宿りか涼みに来たのだろうと,そのときは思っていた。

 

20時を過ぎた頃、再び少年はやってきた。今度は一人で。

肩に掛けたバッグの紐が片方肘まで下がっているのが気になった。

21時のピークタイムに向け、レジ周りの資材やタバコを補充しつつ店内を見回し、少年に目を向ける。

菓子コーナーと、レジからは死角になる奥の通路を何度も行き来している。

ちらりと少年の姿が見えた瞬間、両手におまけ付きウエハースがいくつか握られているように見えた。

手に持つ量にしては多くないか、と思いつつレジに来た客の対応をする。

レジから客が去り、目で少年を探す。菓子コーナーの隣の通路に見えた少年の両手は空だった。

 

おや…?

 

ウエハースを棚に戻すには菓子コーナーのレジから見える位置に来なくてはいけない。

しかし、私がレジ対応をしている間、少年はおそらくこちらから見える位置へは来ていない。

 

ん……???

 

少年がちらりとこっちを見た。

バッグの肩紐がきちんと方にかかっている。

そこはかとない違和感。

 

少年は私の方を見たり、店内をキョロキョロと見回しながら書籍コーナーへ移動。

立ち読みをするように漫画本を一冊手に取った瞬間、

目が合った。

少年は私から目を逸らさずに小さく頭を下げると手に取った漫画本をそのまま棚に戻すとそそくさと店を出た。

 

追いかけようと一歩踏み出した瞬間、レジに客がやってくる。

日曜の夜ということで店員は私と責任者の二人。

私が迷った一瞬で少年は自転車に乗って去っていった。

 

21時過ぎ、店内が落ち着いたタイミングで責任者に防犯カメラの映像をチェックしてもらう。

 両手に持ったウエハースを鞄に入れていた。

 

やられた。

 

あの動きは絶対黒だと思ったのに。

目が合った瞬間に走り出すべきだった。

足払いを掛けてでもとっ捕まえるべきだった。

目が合った瞬間に小さく頭を下げて誤魔化そうとした態度に一層腹が立つ。

 

その後の店の対応について、いちアルバイトの私には分かりません。

 

とにかく、店員は見ています。

なぜなら、盗まれた数百円の損害がいつか店を潰すかもしれないから。