一年中五月病

目に見えたものを言葉に

電車で化粧をするひと

毎日電車に乗っていると、月に1度くらいのペースで化粧中の女性を見る。

(別にそれが良いとか悪いとかそんな話をするつもりはないです。)

フェイスパウダーをはたいて、眉を書いて、アイライン引いて、アイシャドウ乗せて、口紅をつけるくらいの工程で済んでてうらやましいくらいに感じている。

今日も左右の眉毛の形が揃わなくて5分近く格闘した私から見ればすごいと思う。

なので、電車が揺れても眉毛はぶれなくて器用だなぁと思ってガン見している。

 

ただ、いつも思う。電車で化粧をしている人って、鏡が汚い。ポーチがよれよれだったり汚れてる。すっかり底が見えたアイシャドウを必死でこそげとってるのどれかが当てはまってる。下手したらフルコンボ

「何年ものの化粧品なんですか…?」

「それ人前で使って恥ずかしくないですか…?」

「アイシャドウが飛んで隣の席のおじさんが嫌な顔してますよ…?」

って聞きたいレベル。

高校生の時、放課後にトイレでチャラチャラした可愛い子が1か月以上取り替えていないであろう黒ずんだパフで化粧を直しているのを見かけたときのことを思い出す。

人は見た目じゃないな…冴えない高校生だった私はしみじみと感じた。ついでに、きっと部屋とかも汚いんだろうとか、見えないところで性格が悪いタイプだろうと勝手に想像してしまう。なので今日も

もし、ファンデが飛んできていやそうな顔をしている隣の席のおじさんが彼氏のお父さんだったら…

仕事の相手だったら…

ご近所さんや親戚だったら…

と勝手に想像すると、他人事ながら心配になってくる。

 

もし息子が連れてきた彼女が、電車でファンデーションを撒き散らしていた人だったら結婚はさせたくない気がする。

営業で来た人がアイラインを引きながら肘がぶつかっても謝らなかった人だったら契約はしたくないかもしれない。

 

マナーとか、モラルとか、そういうはっきりした定義のない心遣いというのは想像力の先にあるのかもしれない。